[ビーナスの誕生]

はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[ビーナスの誕生]です。

9月11日月曜日、午後仕事がありませんでした。時計を見ると、15時。間に合う。ということで、横浜美術館に「トリエンナーレ」を見にいきました。平日なので、人が多すぎず、ゆったり観ることができました。毎回美術展に行くと、ポストカードを買います。今回もミュージアムショップを覗いてみることにしました。

シュールレアリズムのルネ・マグリットという画家がいるのですが、彼の作品の「マグネット」があり「ダジャレ?」と一人で笑ってしまいました。お目当てのポストカードの中に、私の一番好きな画家の、好きな作品がありました。それがこれです。

▲「ビーナスの誕生」サンドロ・ボッチチェリ

イタリアルネッサンス期に活躍した、サンドロ・ボッチチェリです。彼と彼の作品とはとても縁が深いです。

最初に彼の絵をみたのは、中学校の正面玄関から入ってすぐに掲げてあった、モザイク画です。卒業生の作品で、卵の殻に着色したものを貼り集めていたものでした。なんて綺麗なのかな。と思いました。13歳の春。

それからすっかり「ビーナスの誕生」のことはすっかり忘れていました。大学受験をして、大学で美術史を学ぶことが決まると、当時通っていた個人塾の先生が
「入学するまでにこれを読んでおきなさい。」
お借りしたのが、辻邦夫著「春の戴冠」でした。この小説は分厚く、上下巻に分かれていて、読む前から拒否反応がありました。げんなりしながら読み始めると、面白い。芸術家達は、貴族のパトロンがいないと活動ができない時代でした。その時代に翻弄される画家、ボッチチェンリがでてきたのです。当時の時代背景もよくわかり、あっと言う間に読み終わりました。

どうしても、「ビーナスの誕生」をみたくて、大学3年の夏に、大学の友人と二人でイタリア旅行に行きました。旅の珍道中記は、また今度詳しくお話します。本物の「ビーナスの誕生」をみたとき、まずその大きさに圧倒されました。みなさんも、絵画・彫刻なんでも美術作品は現物を見てください。近くでみると、作家の息使いが聞こえてくるようです。作品の中で、作者の魂が生き続けているのです。フィレンツエのウフイツ美術館の「ビーナスの誕生」のある部屋には大きな椅子が置いてあるのですが、しばらく動けませんでした。

一枚の絵ハガキから、つらつら思い出をたどり、美術館を出ると辺りは暗くなっていました。桜木町の夜景は相変わらずとても美しかったです。
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