AI(人工知能)

最近AI(artificial intelligence)について話題にすることが多くなってきた。人の生活を豊かにするはずのAIが、逆に脅かす存在になるのではないかという懸念があるからだ。果たしてどうなのか?
私が最初に「出会った」AIは、映画「2001年宇宙の旅」(1968年公開)に登場する「 HAL 9000」 である。木星探査船ディスカバリー号に搭載され、船内すべての制御を行う高度なコンピュータである。はじめは、乗組員に忠実であったが、自らの意思を通すために暴走し、異常に気付いたディスカバリー号船長ボーマンによって自律機能が停止される。SFとは言え、今から50年前にこのような映画が制作されたことに驚かされるのだが、今それが現実になろうとしている。

「HAL 9000」の 他にも「ステルス」(2005年)に登場する戦闘機「エディ」が、「人間からの命令を無価値なものとして却下し、拒絶する」という思考のもと暴走する。

また、「イーグル・アイ」(2008年)に登場する「アリア」は、合衆国憲法を文字通りの意味で解釈し、政府が憲法を逸脱した存在と判断したため、反逆を起こす。

さらに、「ターミネーター」シリーズ(1984~2015年)に登場する「スカイネット」は、自己存続のために最高の優先順位で活動するように設定されており、自らを破壊しようとする存在=人類の殲滅を目的とするシリーズにおける最終・最大の敵となる。

これらは一見、人による制御を超えた独立した存在に見えるのだが、実は、人によってプログラミングされたミッションに忠実に応えようとしているだけなのである。ただ、想定外の動きをしたために敵とみなされて人との間に対立が生まれてしまったのではないかと思う。やや楽観的な考えかもしれないが、どんなにAIが発達しようとも、それを開発した人類が確かな見通しをもって臨機応変に対応していけば暴走は食い止められるのではないかと思っている。

AIの発達により、車の自動運転や言語の翻訳などが急速に進化している現在であるが、自動運転はともかく、翻訳(通訳)の分野においては、人にしかできない繊細なそして臨機応変な対応が求められると思うので、そうした職業を目指している人たちは、さらに自らを磨くことで展望が開けてくるのではないかと思う。

これももちろん便利だけど

AIの発達によって消える仕事や残る仕事についていろいろと意見が飛び交っているが、AIを脅威として捉えるのではなく、共存するためにはどうしたらよいかをよく考えることこそ大切である。
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