いつの時代も 為政者は戦争がしたいのか(1)

自然エネルギーの電気を購入したくて、「生活クラブ」生協に入った。
毎月、『生活と自治』なる小冊子が付いてくるが、これが素晴らしい。
辺見庸さんや秋山豊寛さん、藤原新也さんの連載が、毎月読めるのだ。
12月号の辺見さんのエッセイ「新・反時代のパンセ」の注にある、おぞましいという言葉に
思わず笑ってしまった。引用させて頂きます。
「(注)衆院選について書こうとしたが、おぞましいのでやめた。
    悪魔が未来を俯瞰している」 (引用ここまで)

笑っている場合ではないのだが、衆院選といい、安倍氏の国会での答弁といい、内閣支持率といい、
絶望以外の言葉が見つからない。
選挙に勝つ=何を言っても許される、何をしても許される、どんなことでも逃げ切れる、と
安倍氏は勘違いしているのではないか。

日本人初の宇宙飛行士として、宇宙ステーションから地球の模様を中継した秋山さんの言葉には
説得力がある。一部を引用させて頂きます。

Jアラートの狙い
 北朝鮮のミサイル発射は『実験』です。狙いは米国に自国の『存在』を承認させることです。
 9月中旬に行われた『実験』の際、メディアは日本政府の発表に従って
 『襟裳岬の東2200キロの洋上に落下』と報じていました。
 韓国軍は、このミサイルが到達した最高高度は770キロと発表しています。
 
 このデータを基に図解すれば、日本の『上空を通過』と言っても、
 ミサイルは日本の領空のはるか遠くの宇宙空間を飛行しているわけです。
 国際宇宙ステーションが飛行している高度は地上400キロですから、
 そのはるか上です。
 地上から100キロ以上は『宇宙空間』。
 どこの国の『領空』でもありません。
 また、宇宙空間を『弾道』飛行する物体は、
 その真下に落下することはありません。

 ミサイルの発射実験を北朝鮮が大々的に発表するのは、
 米国を含め世界に向けての、彼らの『宣伝工作』です。
 これに乗っかって『北の脅威』なるものを煽(あお)り立てる
 日本の政治家の発言と騒ぎ立てるメディア。

 こちらのほうは何が目的なのでしょう。
 これは日本国民向けの典型的な『情報操作』ではないか。
 アベ政権が大騒ぎする狙いは、明確です。
 不安を煽って危機感を強め、『改憲』の雰囲気づくりをしているのです。

 ではいったい『改憲』はどの部分が狙いなのか。
 『緊急事態条項』なるものの追加と考えられます。……

 従って、連立を組む公明党の支持母体、創価学会を刺激する可能性の高い
 第9条に手をつけるより、公明党をはじめ維新や希望なども巻き込みやすい
 『緊急事態条項』が当面の狙いと見て良いでしょう。

 不安を煽り、指導者に権力を集中させ、独裁体制に向かったのはナチスです。
 憲法を『軽んじて来た』アベ政権は、
 これを手本にする可能性は極めて高いわけです。

 この『条項』の危険性に対する理解を深めることが、
 衆院選後の国民の課題です。 (引用ここまで)

私は北朝鮮が、直接日本やアメリカを攻撃するとは思えない。
なぜなら、そんなことをすれば国の存立が危うくなるからだ。
だが、安倍氏とトランプは最大限に北朝鮮の脅威を煽る。
Jアラートなるものを使って、国民を不安に陥れる。
秋山さんがお書きのように、【緊急事態条項】なるものを、憲法に加えたいのだろう。
更にはこの際、軍備を拡張したいのだろう。(アメリカの言いなりになって)
これはあくまで私感だが、敗戦国という汚名(?)を返上したいという思いがあるのではないか。
何より戦争になれば、軍需産業そして国が儲かるのだ。

エルサレムの問題、そして憲法9条はデリケートな問題だ。
これまで人々は知恵を出し合って、バランス良くしのいできた。
それをここに来て、トランプと安倍氏がバランスを崩しにかかっている。
安倍氏は、イスラエルの首都をエルサレムにするというトランプの蛮行に対して、
何も言えないでいる。
トランプとの親交をアピールするなら、言うべきことを言うのが筋ではないのか!
非常に危険な兆候だ。

①「授賞式でサーローさんら演説 ICANにノーベル平和賞 12月10日 朝日新聞デジタル」 

http://digital.asahi.com/articles/ASKDB2RW2KDBUHBI003.html

①-2「核兵器『必要悪でなく絶対悪』 ICAN平和賞受賞講演、核抑止力を否定
    12月12日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13268910.html?_requesturl=articles%2FDA3S13268910.html&rm=150

②「(インタビュー)ノーベル平和賞の先に ICAN国際運営委員・川崎哲さん
  12月8日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13264217.html

ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が、ノーベル平和賞を受賞した。
 おめでとうございます!
 地道な運動をしていらした皆さまに、心よりお祝いを申し上げます。
 被爆国に生きる一人として、こんなに嬉しいことはありません。

 だが日本はアメリカに気がねして、核兵器禁止条約に署名・批准を出来ないでいる。
 ICANのノーベル平和賞に対して、安倍氏はお祝いの言葉を言えるのだろうか?
 もし何も言えないのであれば何とも情けないし、被爆国のトップとして筋が通らない。

③「明石家さんまが『戦争のために税金を納めてるんじゃない!』
  『武器に金使うなら税金収めない』と国税局に抗議 12月7日 LITERA」

http://lite-ra.com/2017/12/post-3636.html

さんまさんは、きちんと筋を通しています。立派です!
 以前聞いた話だが、東京オリンピック開催が決まるや、秋元康氏が安倍氏を訪ねて、
 開会式は任せてと言ったとか……。
 先日ラジオで、芸人さんが次のように語っていた。
 「東京オリンピックの開会式で、秋元先生は僕らを使ってくれないかな」
 やはり、あの話は本当だったのだ。
  
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【緊急事態条項】については、以前の記事を再度、載せます。
 (1288)はとても解りやすく書かれていて、必読です!
          ↓
2016年7月9日の私のブログ「選挙行こうよ!! (最終回)」より一部を
   再度、引用させて頂きます。

http://blog.goo.ne.jp/keichan1192/e/dabf812f796cecbb1bc852575e1a3c71
                   ↓
(1288)「災害対応には緊急事態条項が必要らしいと思っているあなたに知ってほしい7つのこと
      SEALDs POST」

http://sealdspost.com/archives/4282


(画像はお借りしました)

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